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「一念通天」、絶対に為し遂げる!

株式会社神戸製鋼所 内定

経営学部 経営学科 経営・マーケティング専攻 4年 兵庫県・神戸龍谷高等学校 出身

(取材内容は2024年11月時点のものです)

海外は子供のころからの憧れ。

港町神戸で生まれ育ち、港を出入りする船を見ることが日常的であり、子供の頃から海の向こうに漠然とした興味を抱いていました。また、日々の生活で馴染みの飲料の「ネスレ」や洗剤の「P&G」などのグローバル企業が日本での拠点を神戸に置くことを知り、グローバルビジネスに興味を持ち大学進学では経営学部を選びました。
ゼミは、先生ご自身がグローバル企業で勤務された経験があり、また、米国の大学院で経営学を学ばれてもおり「山下ゼミ」を選びました。ゼミでの研究テーマは財務会計であり、なかでも国際会計について深く学びました。グローバルに活躍する日本企業において、国際会計基準(IFRS)を採用するのが大きな流れであり、就職後の仕事に大学での学びを活かすことができると考えたからです。
ゼミでの学びを通して、日本経済新聞を読む習慣も身につきました。企業の決算情報や経営戦略について新聞を通して理解したことが、就職活動で大きなアドバンテージになりました。志望する企業について深く知ることで、面接時に一歩踏み込んだ会話をすることができました。

留学を通して身についた忍耐力と行動力。

追手門学院大学は、海外留学の各種プログラムが充実しています。派遣交換留学のプログラムでは、14カ国・24大学から行きたいところを選び、最大9ヶ月間滞在することができます。なかでも私が魅力的に感じたのが、グローバル経済の中心であり、人種のサラダボールのアメリカへの留学。ダイバーシティ先進国のアメリカで過ごすことが、グローバルビジネスを学ぶことのみならず、異文化理解に必須と思ったからです。
3年生のとき、アメリカ・ユタ州のスノーカレッジに留学。現地の学生はみんな積極的に話しかけてくれたのですが、生活に慣れない当初は安易に日本人だけで固まっていました。このままでは、留学目的のひとつである異文化理解ができないと焦る日が続きました。しばらく過ごすうちに気づいたのは、困難な環境に耐え,そして自分からアクションを起こすことの大切さ。授業だけでは、深い異文化交流はできないと感じ、日本文化を紹介する「ジャパンクラブ」というサークルを立ち上げました。おにぎりやお味噌汁を作る料理イベントを開催し、さまざまな国の人とコミュニケーションを取ることができたのは良い思い出です。
もともと積極的なタイプではなかったのですが、こうした経験を通して、忍耐力と行動力が身につきました。厳しい環境でも「やってみたい」という気持ちを形にすることで、新しい世界が広がると実感しています。

ゼミでのグローバルインターンシップをきっかけに、メーカーへの就職を志すように。

3回生の夏休み、ゼミでタイへインターンシップに行きました。現地の日本企業の工場を巡るなかで感じたのは、ものづくりのすばらしさ。ものづくり産業が、日本経済を支える中心的な産業であり、自分もメーカーに就職したいと考えるようになりました。
内定先の神戸製鋼所では国境を超えて、素材・機械・電力を3本柱とする幅広い事業を展開しています。日本だけでなく世界中の人々の生活基盤を支えられることに魅力を感じ、就職を決めました。
社内でどのような職種に就くかはまだ決まっていませんが、とくに興味を持っているのは営業職です。留学で培った英語力と異文化理解力を生かし、多くのお客様とコミュケーションを取るのが夢。ゆくゆくは海外勤務のチャンスもあるので、今からワクワクしています。

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