学部案内

人と社会を支えるロボット
センサ技術、制御、機械運動学、人工知能や脳科学といった、あらゆる分野の集結が必要とされるロボット。産業用ロボットや、会話や接客ロボット、手術や介護ロボットと、多様な分野で活用が期待されています。

味や香り、手触りもバーチャルに
3D映像や音声・音響技術を駆使し、限りなく現実に近い体験ができる仮想現実(VR)。最近では味や香り、手触りといった感覚のバーチャル化の研究が進められています。

次世代の再生可能エネルギー
太陽光、風力、地熱、水力など、自然から得られるグリーンエネルギー。次世代のエネルギーとして注目されるなか、つくった電気を蓄える蓄電池技術や、革新的な材料開発が不可欠で、多角的なアプローチが求められています。
世の中の「仕組み」を理解し、
人の生活を豊かにする技術を生み出す。
4学科共通の学びを通じて、理学と工学の両方の視点から課題解決力を身につけます。幅広い分野の基礎科目を履修するなかで自分の興味を見つけ、所属する学科の専門分野へと発展。体系的に学修をするとともに、充実した実験・実習、最新の研究環境で専門性を深めます。また、専門の分野と関連性や応用性の深い近接分野となる他学科の科目も受講可能です。
理工学部の学びのポイント
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Point.1
1人ひとりを手厚く指導する
少人数教育。理工学部は定員200名に対して39名の教員による少人数教育で、きめ細かく指導。成長を手厚くサポートできる環境です。
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Point.2
最新の実験機材が揃う環境。
電子顕微鏡やロボットをはじめ、最先端の理工学研究に欠かせない最新の実験機材を導入。1年次から様々な機材を利用した実験に取り組むことができます。
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Point.3
「理工学プロジェクト」で学科を横断して協働。
自動運転タクシーなど新しい技術を実現するには、分野を横断した協働が必要です。3年次必修の「理工学プロジェクト」では、4学科の学生でチーム編成し、共通の課題に挑戦。分野を超えて課題を解決する力を養います。
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Point.4
入学前後で数学と物理をサポート。
理系科目の不安を解消できるよう、入学前から到達度テストの結果に合わせた個別指導を実施。オリジナル教材を用いたオンライン学習と合わせ、個々の弱点をカバーします。また、入学後も学部教員と連携した専任スタッフが指導を継続 。定期的な復習講座やきめ細かな質問対応などにより、基礎学力をしっかりと定着させます。
学科紹介Departments
4つの学科ごとに、理工学の伝統的な基盤分野から最新の応用分野まで学ぶことができます。
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数理・データサイエンス学科
確率・統計、線形代数、微分方程式などの基礎を学び数理的な考え方を身につけたうえで、ベイズ統計や因果推論、ファイナンス、AI・機械学習といった応用分野へと学びを広げ、理論だけでなくデータの裏側にある因果関係や構造を読み解く力を身につけます。
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機械工学科
機械力学、熱力学、流体力学、材料力学の4力学を身に付けたうえで、機械設計・製図、次世代自動車技術、宇宙航空工学、ロボティクス応用、マイクロ・ナノ工学など、幅広い分野を学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身につけます。
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電気電子工学科
物性基礎論、電気回路、電子回路、デジタル回路、電磁気学などの基礎となる知識を身に付けたうえで、無線通信システム、次世代エネルギー工学、モータ制御工学、半導体・電子デバイス工学などを学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身につけます。
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情報工学科
プログラミングや情報理論、情報処理などの基礎となる知識を身に付けたうえで、コンピュータグラフィックス、ヒューマンインタフェース、デジタルメディア処理、情報セキュリティなどを学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身につけます。
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4年間の流れStudy flow
広く、深く、自分らしく学ぶ4年間。
自らの興味や関心を見つけ、 研究を深めていくことができます。そのために、理学・工学の幅広い基礎を養い、近接分野の科目を履修できる カリキュラムを用意しています。
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1年次
理学・工学の基礎を幅広く学ぶ
「基礎物理学実験」、「微分積分学 I・II」などの基礎的な数学の科目、「プログラミング I・II」や「データサイエンス基礎」など、学部共通で必要な基礎的な知識や技能を身につけます。
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2年次
学科に分かれて学び、専門の世界へ
1年次後期からは、4つの学科に分かれて学びます。所属する学科の専門分野を基礎から体系的に学修し、将来も見据えながら専門性を高めていきます。
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3年次
専門とともに近接分野を横断的に学修
興味や関心に応じて、専門の分野と関連性や応用性の深い近接分野となる他学科の科目も受講可能です。4学科の学生で編成されたチームで学ぶ「理工学プロジェクト」などにより広い視野を身に付けつつ、専門分野を深め、3年次後期から研究室に所属します。
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4年次
研究室で卒業研究に取り組む
本格的な就職活動が始まる前に自らのテーマを定め、4年間の集大成となる卒業研究をスタート。高度な知識や技術とともに、問題発見方法や課題解決方法も身に付けます。
研究施設紹介Facility
最新設備を備えた実験室などが整備された理工学部専用の
新設した専用棟・専用実験室に最新の実験機材が揃う環境
1年次の学びの拠点、茨木総持寺キャンパスのアカデミックアークには理工学部専用の実験室を新設。また、茨木安威キャンパス1号館を理工学部の専用棟に全面改修し、3Dプリンターや汎用旋盤をはじめ、画像処理や数値シミュレーション用のサーバーなど、最先端の理工学研究に欠かせない最新の実験機材を配置します。
1年生全員が学ぶ
最新機器一覧
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金属や樹脂などの材料を引っ張ったり、押したりして、どれだけ丈夫か(強度)や、どれだけしなやかか(弾性率)を高精度に測る装置です。操作が簡単で、実習から最先端研究まで幅広く使われます。
精密万能試験機
画像提供:株式会社島津製作所
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風速30m/sec(秒速30メートル)までの強い風の流れを作り出せる小型の風洞装置です。飛行機や自動車などに働く空気抵抗(抗力)や浮き上がる力(揚力)を測り、製品開発に役立てます。
空気力学実験装置
画像提供:株式会社メガケム
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本格的な機能を持ちながら、設置場所を選ばない超小型の5軸切削加工機です。高性能な制御装置を搭載しており、複雑な立体形状の金属部品などを高精度に自動で削り出します。
超小型マシニングセンタ
画像提供:株式会社システムクリエイト
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細いワイヤーに電気を流して火花(放電)を発生させ、金属を溶かしながら切断・加工する機械です。非常に高い精度で複雑な形状を加工できます。
ワイヤー放電加工機
画像提供:大野精工株式会社
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「VR-Tower」は、プロジェクタ架台やPC収納BOXが一体となったタワー型スタンドを使用し、 壁と床の2面に映像を映し出すことで、手軽に本格的なVR(仮想現実)を体験できるシステムです。
VR-Towerシステム
画像提供:株式会社ソリッドレイ研究所
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2次開発が可能な小型の人型ロボットです。広い関節可動域と多くの関節モーターを持っており、人間に近い繊細な操作も可能です。
小型ヒューマノイドロボット
画像提供:TechShare株式会社
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光の反射を利用して、人や物の動きを立体的に分析する装置です。反射するシール(マーカ)を付けて撮影することで、位置や角度、動きの速さ(加速度)などを非常に高精度にリアルタイムで計測できます。
モーションキャプチャ装置
画像提供:インターリハ株式会社
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視線の動きを追跡するアイトラッキング技術のシステムです。人がどこを見ているかを分析することで、学術研究、消費者の行動分析、熟練した技術の伝承など、幅広く活用されています。
Tobii Pro スペクトラム
画像提供:トビー・テクノロジー株式会社
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2次開発が可能な小型の4足歩行ロボットです。安定性が高く、前進・横移動・回転など全ての歩行パターンに対応しています。段差(16cm)や急な斜面(40°)も歩け、障害物を検知しながら長時間自律走行が可能です。
電動4足歩行ロボット
画像提供:TechShare株式会社
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高品位な生体計測(バイオシグナル)ができるシステムです。専門知識がなくても、好みのセンサを取り付けるだけで、研究に役立つ生体信号の生データを簡単に取得できます。
脳波センサー
画像提供:Plux-Wireless Biosignals, S.A.社(ポルトガル)/国内総代理店:株式会社 クレアクト
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非常に高い分解能を持つ最新の電子顕微鏡です。光ではなく電子線を使って物質を観察し、ミクロな構造を鮮明な画像で捉えます。自動調整機能などを持ち、最先端の研究をサポートします。
超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡
画像提供:株式会社日立ハイテク
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光学顕微鏡では見えないウイルスなどの微細なものを、電子線を使って観察できる顕微鏡です。生物組織や金属、セラミックス、半導体など、幅広い材料の研究に利用されています。
走査電子顕微鏡
画像提供:株式会社日立ハイテク
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モーターや発電機の原理を学ぶための教育用装置です。機械、電気、制御の基礎から応用までを一体的に学べます。部品を交換することで様々なモーターの特性を再現でき、実践的な学習が可能です。
発電機実習装置
画像提供:株式会社昭和電業社
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物質にレーザーを当てて分子の構造を調べる装置です。レーザー光を細かく絞る技術で、試料のごくわずかな部分(微小領域)の成分を詳しく分析できます。また、弱い信号もノイズに負けずに捉える高い感度を実現し、微小なピークも検出可能です。
レーザーラマン分光光度計
画像提供:日本分光株式会社
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物質に多波長の赤外光を当てて分子の構造を調べる装置です。ごくわずかな量の試料でも、はっきりと正確に分析できる高い感度を持っています。応用範囲は非常に広く、また、非常に速いスピードで測定を繰り返す性能を持ち、速い化学反応の変化を捉えることができます。
フーリエ変換赤外分光光度計
画像提供:日本分光株式会社
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半導体・電子部品、新素材など、ナノ・マイクロレベルの微細構造を高倍率・高解像度で分析することが可能です。
電界放出形走査電子顕微鏡
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生産現場での複雑な部品を高精度に加工するコンピュータ制御のコンパクトな工作機械です。回転させた丸い金属材料に工具を押し当て旋削することにより、設計構想したデータ通りの製品を高精度に製作することが可能です。
CNC旋盤
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複数の工具を自動で切り替えながら金属を高速、高精度に切削できる工作機械です。コンピュータ上でデザインされた3次元の立体形状を読み込み、加工データを作成することによって鉄やアルミなどから正確に削り出して具現化します。
マシニングセンタ
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風速30m/sec(秒速30メートル)までの強い風の流れを、高精度・低騒音かつ極めて安定して作り出せる大型の風洞装置です。レーザー機器およびシーディング装置を用いた最新の計測システムで、高度な解析が可能です。
風洞実験装置
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材料の電気的・磁気的な性質を、温度や磁場を変えながら詳しく調べることができる装置です。低温から高温まで幅広い環境を人工的に作り出し、電気の流れやすさや磁石としての性質などを測定します。
小型無冷媒型PPMS
目指せる進路Career
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数理・データサイエンス学科
- ◎データサイエンティスト、機械学習エンジニア
- ◎銀行保険等の金融(アクチュアリーなど)
- ◎ITエンジニア ほか
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機械工学科
- ◎機械・電機等のメーカー企業
- ◎交通運輸等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
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電気電子工学科
- ◎情報・エレクトロニクス・エネルギー等のメーカー企業
- ◎通信・電力・交通等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
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情報工学科
- ◎ウェブシステム開発・情報システム開発・ソフトウェア開発等のICT企業
- ◎情報通信・エレクトロニクス・エネルギー・自動車等のメーカー企業
- ◎通信・電力・交通等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
先輩の声Interview
好きな数学をベースとして、AI・機械学習・統計など今後の社会で求められる幅広い知識が学べる点に魅力を感じ、この学科に。『オペレーションズ・リサーチ』の授業では、社会の複雑な問題を数式やアルゴリズムで整理し、最適な解決法を導く考え方を学んでいます。そうした学びを通して「答えに辿りつくまでのプロセスこそが数学の本質」と考えるように。プログラミング、データ分析、AI分野など、授業で知見が広がるたび次々と「学びたいこと」が見つかり、毎日とても楽しいです。
高校時代に環境問題やエネルギー問題に強い関心を抱き、「科学的に問題を理解し、改善につながる技術に触れたい」という思いから理工学部を志望。追大のサイトを見て「グリーンエネルギーについて学べる」と知り、機械工学科を選択しました。大学の授業では、理工学の基礎から実験・演習まで段階的に学べ、さらに機械の仕組みやエネルギーの変換を理解するための講義もあり、私自身が本当に身につけたい知識を着実に深められていると日々感じています。
『基礎物理学実験』の授業では、高校の実験室の設備ではできなかった本格的な電気の実験など、いろいろな物理実験を重ねるなかで、物理の基礎を目に見えて体感でき、楽しく学べています。電気電子工学科は、電気・電子だけでなく通信分野も学べるなど、学問領域がとても幅広いのがいいですね。再生可能エネルギーについて深く学びたいと考えて入学しましたが、もし他の分野へと興味が変わったとしても、最終的に多様な就職先に繋がる可能性が広がっているのは大きいと感じます。
自分でゲームを制作したいと考え中学から独学でプログラミングに取り組んできましたが、今は大学の授業でPythonやC言語でのプログラムを基礎から学ぶことで、しっかりと実力が養われていると感じます。また、大学での学びを通してゲームからロボットへと興味が変わり、「待機児童など社会課題の解決に向けたコミュニケーションロボットの研究がしたい」といった目標もできました。情報工学の本場・アメリカへの留学や国際学会への参加を視野に、英語力向上にも励みたいと思います。
学部長メッセージMessage
学び続ける
「オープンマインド」な姿勢を
多分野が複雑に絡み合う困難な問題の解決には、理工学における専門知に加えて、文理が交じりあう様々な知の活用が不可欠です。また、こうした分野を超えた知の横断には、自分の考えのみに縛られず、違う意見や分野の存在を、興味を持って知り、それを認める、「オープンマインド」な姿勢こそが重要な鍵になると考えます。追手門学院大学で、理工学部の学びと研究を通じて、より良い社会をもたらし、人生100年時代を豊かにする「オープンマインド」の姿勢も身に付けてほしいと思います。