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留学で鍛えた英語力とチャレンジ精神を、世界の大舞台で活かしたい。

日本精工株式会社 内定

経営学部 経営学科 経営・マーケティング専攻 4年 京都府立桃山高等学校出身

(取材内容は2022年12月時点のものです)

想定外の連続だった留学生活で、環境に対応する力を獲得。

コロナ禍がひと段落した4年生の8月、アメリカ・ジョージア州の大学に交換留学生として足を踏み入れました。僕をこの留学に導いたのは、2年生で入ったゼミの山下先生です。「グローバルな感覚なしに、ビジネスで世界と闘えない」という言葉に奮い立ち、1日4時間以上のテキスト学習と、アプリによる英会話レッスンを継続。最初は350点だったTOEICスコアが、留学前には875点に伸びていました。それでも留学した当初は、ネイティブの会話が速すぎて聞き取れない現実に呆然。なんとか気持ちを切り替え、「話せなくても、誘われれば行く」をモットーに、自分から体当たりでコミュニケーションしていきました。
言葉の壁もさることながら、それ以上に圧倒されたのは、海外の学生たちの自己主張の強さです。日本のように相手が話し終わるのを待っていたら、まったく会話に入れません。場を乱すことなく、「いつ話に割り込むか」「どう相手を振り向かせるか」。状況を見ながら現状を打破する力が、大きく成長したと感じます。その後、どんな会話も聞き取り、相手を笑わせるジョークも出せるようになったときは、「これまでの積み重ねが生きた」と本当に嬉しかったですね。
もちろん、語学だけでなく海外のビジネスセンスを学ぶことも大事な目標。そこでも日本の学生とスタンスの違いを見せつけられました。決めたリーダーをみんなでサポートしようとする日本と違って、こちらの協働は、全員がリーダーになろうとする個性のぶつかり合い。また、学んだ知識や専門性をどうキャリアアップに活かすか、学生のうちから具体的なロードマップを描いていることにも刺激されました。

グローバルに活躍しながら、
個のチカラを磨いていきたい。

僕がこうして4ヵ月留学を果たせたのも、4年生の早い段階で、めざす企業に内定をいただけたから。「好きな自動車産業に関われる」「国際的な競争力がある」。そんな自分の条件にぴったり合う志望先を射止められたのは、世界で活躍したいという熱意と、それを裏打ちするTOEICスコアを認めてもらえたおかげだと感じています。アメリカの学生は卒業してから就職先を探すので、僕のように内定先が決まっていることに興味津々。ビジネス意識の高い現地の学生たちから「その企業、知ってるよ」と感心され、まだ働いてないうちから誇らしい気持ちになりました。
就職後の目標は、まず海外の拠点などでグローバルに活躍し、会社が求める成果を挙げること。そこで資質を認めてもらえたら、社内の制度を活かしてMBAや証券アナリストの資格取得にもチャレンジしていきたい。すべては、環境に縛られることなく活躍できる、個としての実力をつけていくため。留学先で出会ったさまざまな国の友人たちと、それぞれの場所で肩を並べて、ずっと競い合っていけるように。海の向こうで語り合った本気の夢を、これからも自分のなかで育てていきます。留学、希望の就職、そして夢の根本にあるのは、山下ゼミでの活動であり、追大での大学生活が今後の人生の礎になりました。

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