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変化と挑戦をおそれない企業で、自分も成長していきたい。

帝人株式会社 内定

社会学部 社会学科 社会学専攻 4年 京都府立鳥羽高等学校 出身

(取材内容は2024年11月時点のものです)

高校時代に打ち込んでいた野球が卒論のテーマに。

社会学のおもしろいところは、研究テーマが暮らしのなかにあふれていること。政治やメディア、環境、教育問題など、日常生活を送るなかで授業の内容を思い出すことがよくあります。さまざまな社会問題や新しい価値観について、知識がないと先入観にとらわれてしまいがちですが、社会学を学ぶことで柔軟に考えられるようになりました。
現在は社会問題論のゼミで、入学当初から関心をもっていたジェンダー問題について専門的に学んでいます。卒業論文のテーマは、高校野球におけるジェンダーギャップ。自分自身が高校までずっと野球部だったのですが、公式戦になると女子マネージャーにボール拾いをさせないなどの制約があり、当時から疑問に感じていたことについて研究しています。
授業ではレポートやコメントシートを提出したり、スピーチを行ったりする機会が多く、「書く」「話す」という行為を通して思考力が鍛えられているのを実感。就職活動にも、こうした力が役立ちました。

面接を成功に導いた鍵は、徹底した自己分析。

就職活動は3年生の5月ごろから始めました。夏休みにはITやメーカー、商社など、さまざまな業界のインターンへ。実際に話を聞いてみると、漠然と抱いていたイメージとは大きく違う企業がほとんどで、とても興味深かったです。
また、インターンを通して知ったのが営業という仕事のおもしろさ。お客様に商品を購入していただくために、提案や料金交渉まで、一連の流れを考えて発表するというグループワークに取り組み、対話を通して商品の魅力を伝えることに魅力を感じました。
実際の選考に向けてとくに力を入れていたのは、自己分析です。これまでの人生をすべて書き出してみて、自分の強みや弱み、成長につながったできごとなどを掘り起こしていきました。自己理解を深めていたおかげで、面接でどのような質問をされても慌てずに答えることができたと思います。授業で培ったスピーチ力も役立ちました。

多様性への理解を営業の仕事に生かしたい。

就職先を選ぶうえで、もっとも重視していたのは将来性です。内定先の企業は、行動規範のひとつに「革新的なソリューションの創出」を掲げています。創業から100年以上の歴史をもちながらも停滞することなく、幅広い事業を展開して常に変化と挑戦を続けている点に惹かれました。
職種は、ヘルスケア営業を志望しました。入社後は医療機器や薬品を医療施設に納入し、現場の声を開発チームにフィードバックするという仕事をする予定です。命に関わる分野なので大変さもあるとは思いますが、その分やりがいは大きいと期待しています。
また、営業職は多くの人と関わるため、他者への理解が欠かせません。社会学部で身につけた多様性への理解力と思考力を生かして、自分らしく仕事を続けていくつもりです。

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