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成長の鍵は、企業分析で培った論理的思考と行動力。

テルモ株式会社 内定

経営学部 経営学科 経営・マーケティング専攻 4年 奈良県・奈良大学付属高等学校 出身

(取材内容は2025年10月時点のものです)

企業経営をとことん深掘りし、ロジカルに答える力が向上した。

店を営む両親の姿を間近で見て育ったことが、経営に触れる最初のきっかけでした。進路を考える際「自分も経営を学びたい」と本格的に考えるようになり、 “実践的に経営を学べる環境かどうか”を重視して大学を探しました。追手門学院大学への進学の決め手は、経営学に関連する4つの専攻分野を横断的に学べること。そして、興味のあった会計学を専門的に学べる点も魅力的でした。アメリカの大学院で経営学を修め、グローバル企業での実務経験も持つ山下克之先生のもとで学びたいと思ったことも、入学を決意した大きなきっかけになりました。
基礎を固めるきっかけとなったのは、1年次の必修科目である「経営学への招待」。ヒト・モノ・カネの流れを掴んだことで、会計学への理解が一気に深まりました。そして現在、所属している山下ゼミでは、「有価証券報告書」や「中期経営計画」を用いた企業分析に取り組んでいます。売上や利益率の変化に対して「なぜそうなったのか」「他社と比べるとどうか」を徹底的に掘り下げ、仮説と検証を繰り返す思考プロセスを鍛えています。授業は先生との対話形式が中心で、一人ひとりに深く問いかけられるため、論理的に整理して伝える力が磨かれていると感じています。
2〜4回生合同の「サブゼミ」では、学年横断でチームを組み、「追大学生ビジネスプラン・コンテスト」に挑戦。下級生は先輩から実践的な学びを得ることができ、上級生は全体をまとめる立場としてリーダーシップを発揮するチャンスに。ゼミの仲間と縦につながることで、視野も人間関係も大きく広がる機会となりました。

留学と海外インターンを通し、主体性と英語力を磨いた。

3年生の夏には、タイで1週間のインターンシップに参加しました。ゼミの仲間とともに日・仏・独の自動車部品工場の製造現場を体感。経営への視野が国内から世界へと広がる大きなきっかけになりました。その経験を糧に、アメリカ・ジョージア州の大学で4か月間の派遣交換留学にも挑戦。入学当初はTOEIC 280点で、特にリスニングに苦手意識がありましたが、授業や寮などで積極的に話す機会を作ったことで、一気に英語力が伸び、帰国後には800点を超えることができました。また、留学中は山下先生の教えである「主体的に考え、行動に移すこと」を常に意識していました。異文化の中で自分の考えを伝えるには、待っているだけでは何も始まらない。そうした環境下に身を置いたことで、どんな場所でも積極的に行動する大切さを実感できました。この経験は、就職活動でも大きな武器になったと思います。

就職活動は“企業分析”を徹底。将来は学びを活かし、グローバルに活躍したい。

就職活動ではグローバルメーカーを中心に志望。企業ごとに事業・戦略・競合を整理し、想定質問や自身のアピールポイントを紙にまとめ、自分の言葉で答える練習に力を注ぎました。また、ゼミで培った企業分析の基礎を土台に、日頃から「日本経済新聞」や「有価証券報告書」を用いて決算や業界の動向に目を向けることも大切にしていました。
内定先は海外での事業展開も行う医療機器メーカー。配属は入社後に決まりますが、大学で学んだ会計学の知識を活かし、数字で企業経営を支えられる仕事に関わりたいと考えています。また、グローバルな視点を活かして海外拠点で働くことも一つの目標。まずは日々の業務を精一杯努め、会社全体の流れや仕組みを理解していきたいです。

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