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計画的に努力を重ね、着実に未来を切り開く。

森永乳業株式会社 内定

社会学部 社会学科 社会学専攻 4年 兵庫県伊丹市立伊丹高等学校 出身

(取材内容は2025年10月時点のものです)

学びの幅を広げ、自分の視点から社会を見つめる。

幅広い分野を学びながら自分の関心を見つけたいと考え、自由な視点で社会の仕組みを学べる社会学部を志望しました。追手門学院大学を選んだ理由は、資格取得に向けたサポート講座が充実していたこと、そして綺麗なキャンパスで学習環境が整っていることです。自宅から少し距離はあるものの、乗り換えが少なく通いやすい点も魅力でした。
1年次に展開された少人数体制のゼミでは、文章の要約やプレゼンテーションを通して言語化力を鍛えました。2年次以降は「流行の社会学」「消費社会論」などの授業で、ファッション・音楽・アニメといったトレンドがどのように消費され、心理や経済に影響していくのかを分析。流行の根底に“共通の構造”があることに興味を持ち、卒業研究では「平成カルチャーの再流行とノスタルジー消費」をテーマに選びました。かつての流行がSNS上で懐かしまれながら再解釈され、異なる世代へ広がっていく現象を研究する中で、「社会学の視点から身近な興味を読み解く面白さ」を改めて実感しています。

徹底した情報収集で、説得力のある論文に仕上げる。

2年次以降はコースに分かれ、ゼミで専門的な学びを深めています。「現代社会学コース」では、文献をレジュメにまとめ、発表と質疑応答を繰り返す形式で授業が進みます。発表者だけでなく、聞き手にも「別の視点はないか」「前提に抜けがないか」を問いかける役割があり、物事を多角的に捉える力が身につきました。意見を伝える際も、否定ではなく「こういう見方もあるのでは」と提案する姿勢を大切にしています。
資料調査では、本や論文だけでなく、国立国会図書館の登録制度を活用するなど、信頼性の高い情報を収集する手段も修得しました。ときにはアンケートを取り、論文の裏付けにすることも。情報源を徹底的に調べることは、説得力のある論文を執筆できるだけでなく、社会で求められるリサーチ力の土台にも繋がると感じています。

“推し活”で磨いた計画力も、自分らしいアピールポイントに。

自己PRにつながる強みを身につけるため、資格取得にも力を注ぎました。1年次は6ヶ月間のTOEIC講座を受講し、300点以上スコアを伸ばすことに成功。伸び悩む時期もありましたが、仲間と教え合いながら勉強を重ね、最終的に730点を達成することができました。その後は「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」の資格も取得し、現在は就職後の業務を見据えて簿記の学習も進めています。将来を見据え、計画的に行動することで、努力を継続する習慣が自然と身につきました。
1年次に参加したインターンシップでは、SNSの企画立案や投稿文の作成を担当し、効果測定をもとに改善策を提案。インプレッションやエンゲージメントの数値を分析し、ミーティングで次回の施策をプレゼンテーションする機会もありました。その中で培った「データをもとに結果を整理し、論理的に伝える力」は、就職活動でも評価されたと感じています。また、趣味の“推し活”で培った計画力もアピールポイントに。遠征の際はイベント開始時刻から逆算し、新幹線やホテルをスムーズに手配。急なトラブルにも対応できるよう、複数の行動プランも用意していました。このエピソードでは、計画的に物事を段取りできる点を強みとして見ていただくことができました。内定先は、大好きなアイスクリームを手がける食品メーカー。営業管理という立場から組織を支え、信頼される存在になれるようにしっかり成果を残していきたいです。

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