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アスリートの体力増強とおいしく食べたい思いを叶える機能性食品を追求したい!

大塚食品株式会社 内定

社会学部 社会学科 4年 大阪府・大阪薫英女学院高等学校 出身

(取材内容は2021年12月時点のものです)

アーティスティックスイミングの選手活動と、
社会学部の専門的な学びを両立。

私は小学生時代からアーティスティックスイミング(以下ASと略:シンクロナイズドスイミング)に取り組んできました。ASの先輩である巽樹理さんが追大の社会学部で准教授をされていると知ったのは、私が高校3年生になり、大学進学を考えていた頃のこと。調べてみると、追大の社会学部にはスポーツを頑張っている学生が多いことがわかり、ここならASと学問を両立できそうだと思って入学しました。選手生活を終えた時のことを考え、社会全般を知っておきたいのも、社会学部を選んだ理由の1つです。
印象に残っているのは、スポーツ文化学専攻スポーツキャリアコースでの授業です。パレーボールチーム・パナソニックブルーベルズの選手など現役のアスリートやコーチが来校され、スポーツに関する様々な知識を体験談と共に披露してくれました。競技レベルの向上につながるノウハウはもちろんチームメイトや関係者との関わり方、目標に対する向き合い方など。心に響くエピソードも語られ、興味深く学ぶことができました。
ASは学外のクラブで活動していたのですが、合宿が多く、授業に参加できないことも。出席日数が足りなくなりそうな時は、それを補うための課題を与えてくださるなど、親身になってサポートしてくださった先生方に感謝しています。おかげで1年次、ナショナル Bチームの日本代表選手として出場したアメリカオープンでは3種目で銀メダルを手にしました。2年生では同じくナショナルBチームのメンバーとしてスペインオープンに参加。コンビネーションで銀メダルを獲得。2020年には、大阪スポーツ賞を受賞しました。

1年次から就職・キャリア支援課へ。
ピンチを救った早めのアクション。

内定先である大塚食品に興味をもったきっかけは、「スポーツ社会学」という授業を担当する辰本頼弘教授の紹介でした。大塚グループによる追大クラブ員を対象とした熱中症対策講義の開催を教えていただきました。大塚製薬より講師の方が来校されたのですが、社員さん同士の仲が良く、アットホームで自由な社風を感じました。食品会社の中でも大塚グループは機能性食品のパイオニアと言えるほど力を入れていて、アスリートの私には特に親しみが持てる会社です。
就職活動については、コロナ禍にあって活発には動けませんでした。しかし、私は1年次から就職・キャリア支援課に足を運んで、就活に関する資料を見ていたのが役に立ちました。入学後、早い段階から気軽に立ち寄れる雰囲気だったことも、今となっては有り難かったと感謝しています。
大塚食品には営業職として内定しており、多くの人々に健康と元気を提供していきたいと考えています。営業の現場でいろんな人の話を聞き、幅広い知識を吸収しながら、いつかは企画部で活躍したいですね。
3年次のゼミ選択では、「健康と社会」という授業で興味深く指導してくださった馬込卓弥准教授のゼミに入室。卒業研究のテーマは「アーティスティックスイミング選手の健康状態」でした。当時、私をはじめ多くの選手が、体型を気にするあまり栄養不足の傾向にありました。この状況を改善するため、事実確認を兼ねて全国的な調査を行ったんです。既存の資料をもとに論文を書く学生が多い中、電話やリモートを通じてアスリートから直接意見を聞いた行動力が評価されました。それに多くの授業において、ただ聞くだけの講義型でなく、意見をまとめて発表する参加型だったことでも、積極性を育むことに役立ちました。頭の柔軟性や想像力を強化できた実感もあり、これも将来の商品企画に活かせると考えています。

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