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つねに挑戦しつづけたい。その想いで、文系から大手IT企業へ。

富士通株式会社 内定

国際教養学部 国際教養学科(現:国際学部) 4年 滋賀県立水口東高等学校 出身

(取材内容は2023年1月時点のものです)

留学先で途上国の現状に直面し、ひとりの人間として成長。

「大学生活では、いろんなことに挑戦しよう」高校時代から決めていた目標を叶えやすいように、都心に近く、自宅から通える追大を志望。総持寺キャンパスが新設だったことも、自分たちが新たな歴史をつくるんだ、という意気込みを後押ししてくれました。
国際教養学部を選んだのは、1年生で全員に留学のチャンスが与えられるから。大学で経験したいことのひとつが「国際交流」だった僕にとっては、願いどおりのカリキュラムでした。そして交換留学生として、1ヵ月間のセブ島留学へ。人生初の東南アジアで、ストリートチルドレンが少なからず存在する現状に直面。開発途上国の厳しい現実にカルチャーショックを受ける一方で、異文化のなかでたくさんのことを学び、語学力だけでなく人間的にも成長できたと感じています。また、学部内にも独自の価値観を持つ学生が多かったので、彼らといっしょに学ぶことも、自分の幅を広げるのに役立ちました。
こうして幅広い価値観を養い、さまざまな人とのコミュニケーション力を養えたことは、就職活動でも大きなチカラとなりました。僕が興味を持ったのは、これからの成長産業であるIT業界でしたが、文系の学生にとってはハードルの高い分野だといえます。そこで、この業界を研究している友人を増やし、お互いの求める情報などを交換。できるだけ効率よく業界や企業、選考内容についての知識を深め、IT系のなかでも財務基盤がしっかりした大手である富士通への内定を獲得しました。

面接官の真意を見極め、
文系というハンデを乗りこえた。

僕が志望企業の財務基盤を重視したのは、社会人になっても「挑戦」をつづけたかったからです。営業職にも興味があるし、システムエンジニアについても知りたい。富士通のような規模の大きいリーディングカンパニーだからこそ、文系であってもさまざまな仕事に関わるチャンスがあると感じました。
選考に臨むうえで心がけていたのは、つねに「本質」を見極めること。たとえば、エントリーシートや面接の質問ひとつにしても、「これを通して本当に相手が知りたいこと、求めていることは何か」をつきつめて考えました。そうすることで、短い自己紹介の挨拶のなかにも、相手の心をつかむような内容を盛り込めるからです。
無事に結果を出せたいまだからこそ、こうして余裕を持って話せますが、正直なところ、最初の内定をいただくまではかなり苦しい想いを味わいました。それでも頑張れたのは、就職活動を「受験よりも人生を変えられる重大イベント」だと感じていたから。苦しかったことも含めて、この経験がこれから先にいい影響をもたらしてくれる、と信じています。

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