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すべての子どもが夢を持てるよう、京都府の未来を支えたい。

京都府庁 内定

国際教養学部 国際教養学科(現:国際学部) 4年 京都府立西乙訓高等学校 出身

(取材内容は2022年12月時点のものです)

留学をめざして追大に進み、より大きな目標に出会えた。

海外アーティストへの興味をきっかけに、「留学で英語スキルを高めたい」とサポート制度などが充実している追大の国際教養学部を志望。事前の研修でしっかり準備したうえで、1年生のうちにオーストラリアへの短期留学を果たせました。海外への興味はあったものの、とくに英語の成績が良かったわけではありませんが、短期間で成果を挙げるために目標や準備を確実にする追大の留学プログラムのおかげで、安心して出発できました。そんな留学経験と並んで、私を大きく成長させてくれたのが、難関公務員試験対策プログラムへのチャレンジです。
もともと勉強は大の苦手で、ひとつのことを一生懸命がんばるという経験もありませんでした。そんな私が1年目の宅建士、2年目の行政書士に合格できたのは、「国家資格」という大きな目標に対するやりがいと、ひとつひとつ着実に成功体験を積み重ねていくカリキュラムのおかげです。講座に参加することで「こうすれば受かる」という道筋が見え、実際に合格することで自信を深められました。仲間にも勇気づけられ、さらに上へ、上へとめざすうち、気がつけば難関の公務員試験まで突破。勉強を避けていた過去の自分を振り返ってみると、本当に驚くべき成長ぶりだとあらためて感じます。
公務員という目標が現実的なものになるにつれ、「自分はどんな場所で働きたいだろうか」と、じっくり考える機会が多くなりました。そこで私の出した結論は、「大好きな家族や地元の友人など、身近な人のためにがんばりたい」というものでした。生まれ育った京都市の市庁ではなく府庁をめざしたのは、舞鶴や亀岡といった深く知らない土地にも興味があったからです。実際に府の試験対策に取り組んでみると、そうした広い地域にまで詳しくなることに苦心しましたが、講座や学部での調査・レポート経験が役立ちました。

未来に必要な子どもたちの笑顔が、
京都府にあふれつづけるように。

私が来春から京都府庁で取り組んでいくのは、地域に暮らすあらゆる人々の生活基盤を支える業務です。さまざまな方とやりとりするなかで、相手とのコミュニケーションに悩んだときは、オーストラリア留学で言葉の壁をこえてつながりあえた経験が、自分を勇気づけてくれると思っています。海の向こうで出会った人々は、多様なものの考え方や価値観を私に教えてくれました。なかでも印象的だったのが、「日本人は子どもに“ひとに迷惑をかけちゃダメ”と教えるけど、私たちはまったく逆だ」と言われたことです。彼らいわく、「子どもは迷惑をかけるもの。迷惑をかけて、まわりもそれを受け入れながら、互いに成長していく」のだそうです。
私は子どもが好きで、レポートのテーマとして「ヤングケアラー」や「児童虐待」などの社会問題にも関心を寄せてきました。だからこそ入庁後は、そうした子育て関連の施策や問題解決にもチャレンジしていきたい。すべての子どもたちが夢を持って、未来に向かって成長できるような環境を、地域の皆さまといっしょにつくっていけたら、と願っています。

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