「情報セキュリティマネジメント」について学びたいと思い、大学を探していたときに出会ったのが追手門学院大学の理工学部でした。全員が1期生として同じスタートラインに立つ環境に惹かれたことや、オープンキャンパスで話した先生たちの温かい人柄が入学の決め手に。新しい校舎やたくさん設置された休憩スペースも印象的で、「この環境なら快適にキャンパスライフを送ることができそう」と感じました。
専門的な知識を学ぶ授業は始まったばかりなのですが、想像以上に先生と話せる機会もあり、質問や相談をすると親身にアドバイスをもらえます。1年の春学期は基礎知識を学び、プログラミングの授業も始まりました。秋学期からの「情報工学概論」では、ロボットやAI、情報システムなど幅広いテーマを扱い、今後どんな分野を深めていきたいのかを考えるきっかけに。今後もオムニバス形式でさまざまな先生の講義を受けることができるので、とても楽しみです。一方で、プログラミングの授業ではPythonを使い、実際に手を動かしながら学んでいます。初めはエラーが多くて苦戦しましたが、コードが正しく動いたときの達成感は大きく、「自分でも作れる」という自信につながりました。何度も失敗を繰り返すうちに、論理的に考える力や問題を整理して解決する力も少しずつ身についてきたと思います。
夏休みのオープンキャンパススタッフとして活動する中で、ロボットの研究をされている先生に声をかけていただき、万博で開催された「Hello！おもてなしジュニア」プロジェクトにも参加しました。小児科の子どもたちとロボット遊びで交流する活動を通じて、子どもたちが笑顔になる姿を間近で見て、「技術は人の心を動かす」と実感。セキュリティ関連について知識を深めたいという軸は変わりませんが、このプロジェクトはロボット分野にも関心が広がるきっかけになりました。

所属しているDJサークルでは、EDMを中心に選曲やミックスの練習をしています。学部関係なく交流できるので、文系学部の友達を作るきっかけにもなりました。音楽が好きで入ったサークルですが、実際に曲をつなぐ作業はとても奥が深く、集中力も鍛えられます。サークル活動で得た経験やスキルを、今後の研究のヒントに繋げていけたらいいなと思っています。
お気に入りの場所は、アカデミックアークのWILホールの吹き抜けエリアと、アカデミックベースのフリースペース。仲間とパソコンを囲んでアイデアを出しあい、時にはTVから音楽を流してサークルの宣伝をすることも。図書館のソファに座って一人で過ごす時間も大切にしています。居心地のいいスペースが多いおかげで、学びとリフレッシュの切り替えがしやすく、毎日を気持ちよく過ごせています。
今の目標は、在学中に「情報セキュリティマネジメント試験」と「基本情報技術者試験」に合格することです。まずは知識の基礎を固めて、専門的な資格を取得できるように励んでいきたいと考えています。
追手門学院大学は、挑戦すればするほどチャンスが返ってくる環境があります。先生との距離が近く、行動すれば必ず誰かが見てくれて、次の経験につながる。やりたいことが多い人ほど楽しめる場所だと感じました。これからも好奇心を大切にしながら、新しい分野にもどんどん挑戦していきたいです。