Q | 大学入学共通テストはセンター試験の英語と、 どこが変わりますか? |
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A | 大きな違いは、リスニングが重視され、 文法問題が出ないこと! だが、文法を勉強しないのは大きな間違い! |
- リスニングの配点やレベルが高くなり、
一見すると大きく変わるような印象を受けますが、
リーディングはそれほど大きく変わらない!? - リスニングのレベルが高くなると言っても、今までのセンター試験が簡単すぎただけなので、焦る必要はありません。大学入学共通テストのリーディングは、実用的な英文やブログなどが出題されるのが大きな変更点だと言われています。しかし、ぼくに言わせれば10年以上前からセンター試験でも図表問題や広告問題が出ていて、その延長に過ぎない。だからリーディングに関しては、世間で騒がれているほど大きくは変わらないと思います。
- でも、油断禁物!文法はあまり勉強しなくてもいい?という判断が落とし穴!
- 問題は文法です。大学入学共通テストでは文法単独の問題が出ないため、文法はあまり勉強しなくてもいいのではないかと思われがちだからです。まったく逆です。そもそもリーディングには文法が欠かせません。さらに、大学入学共通テストの準備段階として実施されたプレテストを分析してみると、センター試験で出題されていた4択の文法問題はありませんでしたが、リスニングで文法がバッチリ問われていたのです。つまり、従来のセンター試験のリスニングは『聞けばわかる』問題でしたが、大学入学共通テストでは『文法をしっかり理解していないと解けない』というリスニングの問題が出題されるとぼくは予想しています。センター試験で出題されていた文法単独の4択問題なら、目で問題を追って考えながら解くことができますが、大学入学共通テストではリスニングの一発勝負で文法力が問われて、今まで以上に文法の勉強が重要になると思うのです。
さらに具体的な必勝法はコチラ
- ・リスニング対策はリーディングから!
- ・リスニング特有表現を覚える!
- ・本当の発音「弱形」をおさえる! 問題演習は最後でOK!
- ・リーディング対策は、まずスピードよりも正確さ!
- ・自分の好きな参考書や問題集をみつけて勉強してみる!
Q | 大学入学共通テストの問題演習は いつから始めればいいですか? |
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A | 実践練習は、 高校3年生の8月から開始!! |
- 高校2年生で解いてみたとしても、まだ大学入試レベルの英語力が完成していないので、実力がなくて解けないのか、大学入学共通テスト独特の問題だから解けないのか、判断がつかないから対策方法がわかりません。単語力不足で解けないなら単語を覚えればできるけれど、単語力があっても解けないなら別の対策を考えなくてはならない。プレテストを解いて、大学入学共通テストの対策を始めるのは、その判断ができるようになる高校3年生の夏以降がいいでしょう。
Q | 大学入学共通テスト英語の実践練習は、 具体的に何で対策すればいいですか? |
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A | 大学入学共通テスト対策の 仕上げとしてオススメは、 ❶プレテスト ❷2020年1月のセンター試験 2回分です。 |
- プレテストは
絶対に解いてみるべき! - なぜなら、大学入学共通テストの問題を作成する人たちが作ったテストで、実際の選択肢を体感できるので。例えば学校の定期テストでいうと、A先生ならこういうひっかけをしてくるな、B先生は曖昧な選択肢を作ってくるな、という傾向があると思います。それを大学入学共通テストバージョンで体感できるのがプレテスト。大学入学共通テストの出題傾向がわかるので、必ずやりましょう!
- 次にやってほしいのが、
最後のセンター試験の本試験と追試の2回分。 - センター試験は、もう過去のものになってしまうから、やっても意味がないと思う人もいるかもしれません。
しかし、テスト問題を作っている機関が一緒ですから、全然違う問題が出ることはないと思いますよ。
Q | 他にも、大学入学共通テスト英語の 実践練習になるものはありますか? |
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A | もちろん第1志望校や併願校の過去問題も実践練習になります。 特に過去問の中でも英文法です。大学入学共通テストでないがしろにされている(でも実際には必要とされている)文法の知識を確認することができるからチャレンジ。 |