学部案内

充実した実験・実習、
最新の研究環境で自分のテーマを究める。
2025年4月、理工学部が誕生しました。
4つの学科を設置し、幅広い学問分野を網羅。入学初年度は茨木総持寺キャンパスに通い、人文・社会科学系学部の学生とともに学び、2年次以降は、茨木安威キャンパスに新設される理工学部専用棟で専門分野を深めます。
4学科共通の学びを通して、理学と工学の両方の視点から課題解決力が身に付くカリキュラムと、充実した実験・実習内容、最新の研究環境で学べる点も大きな特色です。社会の課題を解決し、多角的な視野で新たな価値を創造できる知識や技術を修得できます。
理工学部の学びのポイント
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Point.1
一人一人を手厚く指導する
少人数教育理工学部には、39名の教員が着任しました。教員一人当たりの学生数が少なく、それぞれの学生を手厚く指導できる環境です。
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Point.2
最新の実験機材が揃う環境
電子顕微鏡やロボットをはじめ、最先端の理工学研究に欠かせない最新の実験機材を導入。1年次から様々な機材を利用した実験に取り組むことができます。
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Point.3
学科横断で学ぶ!
「理工学プロジェクト」を
全学科必修科目に3年次必修の「理工学プロジェクト」は、4つの学科の枠を超えて学ぶプロジェクト。4学科の学生でチーム編成し、互いの立場を理解し合いながら、共通の課題解決を目指す学科混合のPBL科目です。
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Point.4
入学前教育で学習をサポート
数学と物理について、入学後にスムーズに大学の授業に取り組めるように入学前教育を実施。入学後も、理工学部教員と連携した専門のスタッフが常駐して学習をサポートします。数学や物理に苦手意識がある方へのサポートも万全です。
学科紹介Departments
4つの学科ごとに、理工学の伝統的な基盤分野から最新の応用分野まで学ぶことができます。
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数理・データサイエンス学科
確率・統計、微分方程式、代数系基礎といった基礎的な数学を学ぶことで、数学的な論理的思考力を身に付けたうえで、ベイズ統計学や機械学習、深層学習、金融数理など応用分野の学びを広げ、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身に付けます。
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機械工学科
機械力学、熱力学、流体力学、材料力学の4力学を身に付けたうえで、機械設計・製図、次世代自動車技術、宇宙航空工学、ロボティクス応用、マイクロ・ナノ工学など、幅広い分野を学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身に付けます。
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電気電子工学科
物性基礎論、電気回路、電子回路、デジタル回路、電磁気学などの基礎となる知識を身に付けたうえで、無線通信システム、次世代エネルギー工学、モータ制御工学、半導体・電子デバイス工学などを学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身に付けます。
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情報工学科
プログラミングや情報理論、情報処理などの基礎となる知識を身に付けたうえで、コンピュータグラフィックス、ヒューマンインタフェース、デジタルメディア処理、情報セキュリティなどを学び、課題解決や価値創造を行うにあたっての思考力を身に付けます。
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4年間の流れStudy flow
広く、深く、自分らしく学ぶ4年間。
自らの興味や関心を見つけ、 研究を深めていくことができます。そのために、理学・工学の幅広い基礎を養い、近接分野の科目を履修できる カリキュラムを用意しています。
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1年次
理学・工学の基礎を幅広く学ぶ
「基礎物理学実験」、「微分積分学 I・II」などの基礎的な数学の科目、「プログラミング I・II」や「データサイエンス基礎」など、学部共通で必要な基礎的な知識や技能を身に付けます。
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2年次
学科に分かれて学び、専門の世界へ
1年次後期からは、4つの学科に分かれて学びます。所属する学科の専門分野を基礎から体系的に学修し、将来も見据えながら専門性を高めていきます。
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3年次
専門とともに近接分野を横断的に学修
興味や関心に応じて、専門の分野と関連性や応用性の深い近接分野となる他学科の科目も受講可能です。4学科の学生で編成されたチームで学ぶ「理工学プロジェクト」などにより広い視野を身に付けつつ、専門分野を深め、3年次後期から研究室に所属します。
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4年次
研究室で卒業研究に取り組む
本格的な就職活動が始まる前に自らのテーマを定め、4年間の集大成となる卒業研究をスタート。高度な知識や技術とともに、問題発見方法や課題解決方法も身に付けます。
研究施設紹介Facility



最新設備を備えた実験室などが整備された理工学部専用の
新設した専用棟・専用実験室に最新の実験機材が揃う環境
1年次の学びの拠点、茨木総持寺キャンパスのアカデミックアークには理工学部専用の実験室を新設。また、茨木安威キャンパス1号館を理工学部の専用棟に全面改修し、汎用工作装置や3Dプリンターをはじめ、画像処理や数値シミュレーション用のサーバーなど、最先端の理工学研究に欠かせない最新の実験機材を配置します。



1年生全員が学ぶ
期待される進路Career
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数理・データサイエンス学科
- ◎データサイエンティスト、機械学習エンジニア
- ◎銀行保険等の金融(アクチュアリーなど)
- ◎ITエンジニア ほか
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機械工学科
- ◎機械・電機等のメーカー企業
- ◎交通運輸等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
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電気電子工学科
- ◎情報・エレクトロニクス・エネルギー等のメーカー企業
- ◎通信・電力・交通等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
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情報工学科
- ◎ウェブシステム開発・情報システム開発・ソフトウェア開発等のICT企業
- ◎情報通信・エレクトロニクス・エネルギー・自動車等のメーカー企業
- ◎通信・電力・交通等の社会インフラ企業
- ◎公務員 ほか
学部長メッセージMessage
学び続ける
「オープンマインド」な姿勢を
多分野が複雑に絡み合う困難な問題の解決には、理工学における専門知に加えて、文理が交じりあう様々な知の活用が不可欠です。また、こうした分野を超えた知の横断には、自分の考えのみに縛られず、違う意見や分野の存在を、興味を持って知り、それを認める、「オープンマインド」な姿勢こそが重要な鍵になると考えます。追手門学院大学で、理工学部の学びと研究を通じて、より良い社会をもたらし、人生100年時代を豊かにする「オーブンマインド」の姿勢も身に付けてほしいと思います。
