学部案内

地域創造学部Faculty of Regional Development Studies

WIL Program

京丹後フィールドワーク

地域社会の望ましい未来ビジョンを構想
ゼロから生み出す難しさと楽しさを実感!

青く澄んだ海、緑深い山…。京都府の最北端に位置する京丹後市には、今なお手つかずの自然が息づいています。2年前より実施している「京丹後フィールドワーク」は、まさに何もないところからスタートしました。年に4~5回、学生が主体となって京丹後市の中でも弥栄町和田野区を中心に訪問。地域振興をテーマに地元の人々と交流しながら、「ゼロから何かを生み出す難しさと楽しさ」を実感しています。2019年度は「食」をテーマに飲食店へのヒアリングを実施し、和田野区が推進する「蕎麦(そば)による町おこし」の調査なども行いました。今後は地域の未来ビジョン策定にどのようにかかわっていけるかなど、このプログラムそのものの可能性も探っていきます。

各コースでの学び

食農マネジメントコース

01 | 地域が抱える「食」と「農」の問題を考える

グローバル化などにより食生活が変化する現代で、地域の持続可能性を見すえた農産物やその加工品の生産と供給のあり方、伝統的な食文化の継承の方策を多角的な視点から考えます。

02 | 消費者の「食」のニーズに応える思考力を高める

食品は、消費者のニーズに合わせ、今ある商品を革新し、新たな商品を生み出すことも大切です。地域の特産物を使った加工品など、多くの人に求められる食品を考案する力を養います。

地域政策コース

01 | 少子高齢化や過疎の問題を、どう解決していくか

地域の問題を、地域の人たちとともに解決していく方法を、自然、文化、資源、仕事、夢などをテーマに学術的、実践的アプローチを用いて取り組み、豊かな地域社会の創出を目指します。

02 | 経済と政策で地域を動かす

自治体とのワークショップや、政策コンテストへの参加など、実践的な地域活動の中で、行政・企業・市民といった地域社会全体が連携して新たな魅力を創出する方法を探っていきます。

観光コース

01 | 「観光」が持つ、地域活性化の可能性

旅行者を地域に惹きつけ、地域の人々自身も誇りを持つ機会となる「観光」。文化・産業・自然などの地域の資源を活かしながら、旅行者と地域の交流のあり方を探究していきます。

02 | リゾートだけではない、新しいタイプの「観光」

リゾート地に大勢で訪れるマスツーリズムだけでなく、地域の資源を活かした新しい観光が登場しています。フィールドワークを重ねながら肌で感じたことを大切にし、地域活性化に挑戦します。

地域デザインコース

01 | ユニバーサルデザインを考えるときに必要な視点

異なる身体や知覚、異なる状況の人々の言葉に耳を傾け、想像力を働かせることが、暮らしやすい住まいやまちづくりにおいては不可欠であることを理解し、これからの社会問題への向き合い方を学びます。

02 | 「デザイン」という営みを通じて問題解決を目指す

大規模災害や貧困、少子高齢化といった諸問題の解決に向けて何ができるか。コミュニティが直面する現代的課題に、デザインを通じてアプローチする手法を探究します。

ゼミ紹介※2020年4月現在の情報です。

地域政策コース

藤原 直樹 准教授 専門分野:地域政策、行政・地域経営

地域の課題を見つけて、フィールドワークなどを通じて
解決策を考える。

自治体政策の中でも、海外からの観光客誘致や中小企業の海外展開など国際経済交流を支援する取り組みを研究。ゼミでは、学生が自ら 興味のあるテーマを設定し、個人またはグループで調査・分析を行います。これまでのテーマには「豊中市の新たな名物マチカネワニ料理 PR」「堺市への観光客誘致マップ作成検討」「北大阪急行線延伸が箕面市へもたらす影響分析」などがあります。

観光コース

今堀 洋子 准教授 専門分野:学びの共同体

地域での社会実験を通して
人や社会の関係構築の手法を考察する。

地球という有限の世界で生きる人類は、Soil(大地)、Soul(自分自身・心・魂)、Society(社会)でつながる共同体。暮らしの足元を見つめ直し、ともに与え合う関係性が大切です。その関係性の構築に向け、ゼミでは里山などのフィールドで、社会実験を実施。調査、分析、実践を通じて、ソーシャルあるいはローカルイノベーションを起こす力を養います。

地域デザインコース

田中 正人 准教授 専門分野:都市計画学、災害復興論

被災地を舞台に、人と地域のかかわりを
理解し、その土地の未来を思い描く。

大規模災害のリスクに向き合いつつ、安定した居住と美しい環境をデザインするにはどうすればいいのでしょうか。阪神・淡路大震災や東日本大震災をはじめ、実際に災害に見舞われた人びとの経験は、その問いに多くの手がかりを与えてくれます。ゼミでは、さまざまな被災地でのフィールドワークを通して「減災」につながる科学的知見を導き出し、世界中の人びとがシェアできるようにすることを目指しています。